※裏表紙の織物は、特性として若干の膨らみを持ちます。
※裁断箇所により、織柄の出方や位置がお写真とは若干異なる事がございます。
※織物は経糸と緯糸が組み合わさり柄を織り出す立体構造物です(刺繍作品ではございません)。光量・光の種類・柄を眺める角度等の条件により、柄や色の見え方に変化が生じます。
【作品について】
古くより日本に残る素晴らしい美術の数々を、桐生織物が「織」で再現した額絵美術織物を使用しております。
『全ての織物が最大限に生かされ、最大限に輝く姿に』が制作理念です。
【ハンドメイドのこだわり】
作品は全て受注制作です。作り置きは致しません。それは御朱印帳を作り出す資材の繊細さに理由があります。扱う全ての資材がとても繊細な素材であり、気候・温度・湿度等、環境条件により細かな作業が異なります。皆様の元へ届く御朱印帳は「鮮度」も重視したい、それは「美しさ」の一条件であるからです。
【作品詳細】
表
額絵美術織物
裏
ジャガード織物
比較的丈夫で色褪せし難く、美しい織柄を末永くお楽しみ頂けます。織物(繊維)は摩擦や引っかけに繊細です。御朱印帳袋等を使用して保護する事で、本品をより美しい状態で保つ事が可能です。
本文
12山
片面 24p
両面 48p
和紙加工職人さん厳選拘りの奉書紙です。滲み難く乾きやすい、書き手に書きやすく墨のすべりの良い2枚貼り合わせの蛇腹奉書紙を使用。
サイズmm
約263x183x18
※和紙の特有の夾雑物
製造過程で発生するパルプ繊維や木くず、黒点(夾雑物)は、和紙製品の特性の一部です。夾雑物は無理に取り除くとダメージの原因となります。上記特性を和紙の特徴としてご理解下さい。
【織柄】
表表紙
竹内栖鳳筆「艶陽」。艶陽とは「華やかな晩春の頃」という意味。緑鮮やかなエンドウと春に収穫するサヤエンドウ実があります。エンドウの中で強い存在感を放っている蛇、冬眠から目覚めて姿を現したシマヘビでしょう。エンドウ草の下を這い、舌をチョロッと出した瞬間を捉える描写には動物画家・竹内栖鳳の特徴が良く現れています。
裏表紙
『麻の葉』です。ふんわりとした風合いとモノトーンのデザインは、モダン且つ落ち着きを見せながら、個性とインパクトある魅力です。鋭角な形状と規則的な配置が美しさと力強さを引き立て、作品全体に奥深さを与えます。