【絵画の世界】 国鉄の蒸気機関車 C53 (シゴサン)が春風に乗って鉄橋を走る。河川の桜並木はまるで雲海みたいに、それはそれは見事なこと。 河川の土手から少年と父親の親子連れがこの華麗な姿の蒸気機関車を眺めている。 「アツシ君、特急列車の燕だよ。このシゴサンが特別なことは知っているね」 「はい、お父さん。普通のシゴサンにカウリングが施されて、昭和 9 年から名古屋と神戸の間を走ったと友達のツネハル君から聞きました」 「ああ、そうだね。このシゴサンは元々はアメリカから輸入した C 52型を基に日本で新たに作られてモノなんだよ」 「じゃあ、カウリングを付けて流線形にしたのもアメリカ人だったの?」 「いや、やっぱり日本人の技術者がいろいろ工夫してこんな形に造ったんだよ」 「そうか、やっぱり日本人は凄いや。とっても格好良いもの」 【作品について】 KF張キャンバス(厚さ18mm程度)に描いたアクリル画(原画)です。 A4用紙(297x210)とほぼ同等の大きさなので、手軽にご自宅やお店に飾ることができます。 本作品は挿絵作家ドリームカラーの原画一点もの。 ご購入いただいた場合には、キャンパスの後ろに作家ドリームカラーが自筆で日付とサインを書きます。 【ホームページ】 気仙沼市舘山にある 【かねふと美術】です。
最近になって公開したこちらのHPも是非ご覧ください。 https://hikari5528.wixsite.com/dreamcolor