【絵画の世界】 時空の扉を通って、蒸気機関車ハシテナボシが若き冒険家たちを乗せて異界へと旅立つ。 扉を通り抜ける時、それはまさに一瞬だ。 明るいオレンジ色の霧が徐々に晴れて、周りの風景が見られるようになった。 「わあ、綺麗。 ティム、 わたしたち はお伽の国 にいるみたいだわ」 これがキララの異世界への最初の感想だ。 「何だか甘いお菓子の匂いが漂ってきそうな街だね。それにおもちゃ屋さんの看板もあるよ」 機関車族の 少年ティムが応える。 隣には ヘリコ族の少年ヒューイが座っていて、彼のお腹が突然鳴った。 「キララ、ティム、お腹が空いたよ。駅に着いたら、甘いドーナッツをたらふく食べようよ」 この街の繁華街には蒸気機関車が行き来する大きな駅があった。 蒸気機関車ハシテナボシ がポッポーと汽笛を鳴らし一番線ホームへと進入した。 他の異世界から登場した機関車たちとの挨拶なのさ 。 【作品について】 薄いボールドキャンバス(厚さ4mm程度)に描いたアクリル画(原画)です。 A4用紙(297x210)とほぼ同等の大きさなので、手軽にご自宅やお店に飾ることができます。 本作品は挿絵作家ドリームカラーの原画一点もの。 ご購入いただいた場合には、キャンパスの後ろに作家ドリームカラーが自筆で日付とサインを書きます。 【ホームページ】 気仙沼市舘山にある【かねふと美術】です。 かねふと美術のHPが出来上がりました。 かねふと美術が手掛ける美術作品を一堂にご覧いただけます。 HPへはこちらのリンクから。 https://sone3.web.fc2.com/60art/art.html