〇商品説明
かつては振り売りと言って、商品を天秤棒にかついで売り歩く行商人が町を賑わせていました。売り物も様々で、野菜や豆腐、醤油、味噌などといったものがあり、生きた魚を売る者も。
鯉桶水指は、その振り売りが、鯉を売るために担いで歩く桶より好まれたものといわれています。四方の穴は、紐を通して天秤棒に吊るした名残であり、往時を偲ばせる趣のある造りとなっています。
状態は良く、割れや欠けなどはありません。ただし、水指本体の底に擦れの痕、また蓋裏にも擦れの痕があります(画像緑〇の部分)。
画像赤〇の部分はキズではなく、撮影時の写りこみです。
付属品として残っていたのは共箱のみだったので、当店で黄布と薄葉紙、箱かぶせ紙を用意いたしました。
「北村葵春」
京都の漆芸家。茶道具専門に作品を作り続けている。
〇商品状態
状態:水指本体の底に擦れた痕、蓋裏にも擦れの痕あり、ただし、割れや欠けなどはなし。
刻銘:共箱に作者自筆と印あり。
縦幅:19.0cm
横幅:24.7cm
高さ:13.5cm
付属品:共箱・黄布・箱かぶせ紙・薄葉紙
〇発送
薄葉紙と黄布で本体を包み、共箱に収めます。 エアーパックで箱を包み、ダンボールに入れて発送いたします。ダンボール内では緩衝材として、丸めた新聞紙等を使用しております。