〇商品説明
御室窯は野々村仁清が仁和寺門前で始めたといわれる色絵の陶器。元禄年間(1688~1704)に絶えたとされ、のちに永楽和全が再興し、現在に至ります。
本品はその御室窯製の水指であり、羽ばたく二羽の鳳凰は優雅に舞い、蓋表の菊、側面の桐紋が上品な趣を添えています。とても出来の良い水指ですので、様々なお茶会でお使いいただけると思います。
状態はとても良く、水指本体、蓋ともに無傷完品であり、目立つ汚れもありません。 画像緑〇の部分に少しへこんだような痕がありますが、周辺にヒビなどもなく、手触りにも違和感ないので、後からできたキズではなく製作時にできたもののようです。ご購入をお考えの方は画像でのご確認をお願いいたします。
付属品は共箱、共布が残っており、さらに当店で薄葉紙と箱かぶせ紙を用意させていただきました。
「田中香泉」
昭和33年 京都生まれ。
昭和61年 山科にて独立築窯。
平成元年 伏見区に工房を移す。 御室窯は工房製作として作者名を表さないことがほとんどだが、本品は特に出来が良いため、別作として作者名を箱書きしたものと思われる。
〇商品状態
状態:無傷完品。使用感もなく、目立つ汚れはありません。
刻銘:水指に「御室窯」印あり。また、共箱に箱書きあり。
縦幅:16.5cm
横幅:16.5cm
高さ:18.0cm
付属品:共箱・共布・薄葉紙・箱かぶせ紙
〇発送
薄葉紙と共布で本体を包み、共箱に収めます。共箱には緩衝材を敷いています。 エアーパックで全体を二重に包み、ダンボールに入れて発送いたします。 ダンボール内では緩衝材として、丸めた新聞紙等を使用しております。