かなり昔のこと、そう、まだ私が京都にあって、あらゆる意味、つまり、バイト三昧のせいで講義に出席できないとか、単純に勉強が追いつかないとかなどなどで、自分で言うのもなんだけど、すこぶる苦学生たるを潔くしていた頃のこと、よく阪急電鉄の嵐山線、通称“嵐電”というローカル線を利用していたのだが…因みに敢えてローカル線と呼んだ、その理由やけど、一応のところ言及すると、大阪から嵐山へ行くんやったら最適なんやけど、ほとんどの観光客たちは京都駅を起点とする風光明媚な福知山線の支線を重宝しはるからやねん…と、まぁ、セールストークにはなーんの関連性もないように思われるかも知れんけど、実際には、ただの字数稼ぎやのぉて、なかなかに関連性のある話やさかい、長々と書き殴らせてもらいましてん^_^;
と言うのも、その“嵐電”には、その頃はまだ車掌さんが乗ってはって、途中で切符にパッチンするのが常套やったんやけど、この私たるやは、その車掌さん仕事で持つ蝦蟇口型の鞄に興をそそられまくられ、どもならんほど欲しゅうてしゃあなく、当の車掌さんに譲ってくれるようお頼みしたりとか、阪急電鉄の本社に掛け合ったら売ってくれたりするんでっしゃろか、などと無理な願望を押し付けたほどやねん、って、あかんがな、知らん間に関西弁垂れ流しになってまんがなぁ(*≧Δ≦)
まっ、結局のところ、なーんのコネもないからして叶わぬままに終わり、いつしか忘却の彼方へと追い遣っいたのだが、ある日のこと、暇を持て余してネットサーフィンに興じてたら、何処かしらの通販サイトへと迷い込むも、その数瞬後には、おおーっ、これこそはぁ、となる、そう、あの“嵐電”の車掌さんが持っていた蝦蟇口型の鞄そっくりそのままなのが目に入ったのであった( ̄○ ̄)
こうなると、在りし日の憧憬が復活を余儀なくされ、こうなりゃ自棄やぁと息巻いて購入する始末…勿論のこと現在と同じく説明など読みもせずしてね^_^;
で、数日後、届いた実物を見て途方に暮れる…なーんとマジで小銭入れサイズの蝦蟇口だったのである(-_-#)
それでも懲りずに購入したのが本品な訳なのだが、今度は、あーらら、デカ過ぎるーっ、となり、次こそは、との執念を基に、その資金調達のため、このデカ過ぎ蝦蟇口を出品させて頂く次第であること前提の上で、御一考あっての御購入をお願い致したく存じますm(_ _)m