全体に荒砥が入った状態で、鑑賞するには研ぎが必要です。特別保存刀剣や特別貴重刀剣になっている真盛は、複数存在します。南北朝から室町にかけて二字銘真盛は同名の刀工が備前にもいるそうですので、地名の大原住が入ったこの脇差は大変貴重だと思います。伯耆の国たたらの里大原鍛冶の研究展示資料に、またゆかりのある方にお薦めします。棟に誉れ傷が五ヶ所ほどあります。刃こぼれに見える部分が一ヶ所ありますがが、黒サビのようです。 刀身刃長52cm重量416g反り1.2cm元幅29mm重ね6mm先幅20mm重ね4mm拵え全長73cm白鞘全長73.5cm 差し表側に一本樋、差し裏側に二本樋が入っています。拵えは、江戸時代の物と思われます。特に鳳凰の鐔と柄は金があしらわれているようです。ハバキは銅製です。欠落していた下げ緒と小柄切羽は、現代物の新品です。拵えの鞘にわずかな補修跡があり、白鞘の柄は他からの流用です。拵え用新品正絹刀袋と白鞘用刀袋を、お付けします。所有者変更届と送付先の書類一式は全て揃っているので、刀と同梱します。返信用封筒を同封すると、手続き完了通知を送ってもらえます。以上の手続きは全て無料です。110円切手2枚を、お付けします。キャンセルのないように、購入をお願いします。
(2024年 9月 28日 11時 46分 追加)
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