下津井電鉄開業75周年記念乗車券1組です。 経年によるヤケ・スレ・黄ばみ、裏面に2㍉程度のヤブレがありますが、書き込みは御座いません。 下津井電鉄は、大正2年11月11日に下津井軽便鉄道として開業し、平成2年12月31日に児島⇔下津井間が廃止され鉄道としての使命を終えました。 運行中は、岡山⇔高松間を瀬戸大橋を使って往復する「快速マリンライナー」を眺めながら、瀬戸内の鷲羽山に向けてゆっくり走る小さな電車は、隔世の感がありました。それでも、穏やかな瀬戸内の海には、最高の光景として記憶に留められています。特に、瀬戸大橋開通後に観光鉄道を目指して導入された「メリー・ベル号」は、僅か3年弱の活躍でしたが強く印象に残っています。(廃止後、三重県の三岐鉄道への譲渡計画もあったようですが、実現していません) 懐かしい路線の小さな列車を思い出しませんか?