日光軌道線営業廃止記念乗車券1枚(廃止/廃車/廃線/東武日光軌道線/日光⇔馬返/古河合名/古河電気工業/100形/200形/宇都宮車両/汽車会社)

日光軌道線営業廃止記念乗車券1枚です。 経年によるヤケ・スレ・角オレ等がありますが、ヤブレや書き込みはございません。 日光軌道線は、日光駅⇔馬返間約10.6㌔の600V単線の路面電車で、明治41年に日光町と古河合名（現在の古河電気工業）の合弁で日光電気軌道を設立されました。その後、昭和3年に東武鉄道傘下となり客貨輸送を担っていましたが、道路整備が進展したことによって昭和42年2月24日限りで全線が廃止されました。 最後まで活躍した車両は、100形（宇都宮車両製）、200形連接者（汽車会社製、宇都宮車両製）等でした。 100形は路線廃止後、全車両が岡山電気鉄道に譲渡され現在も2両が現役で活躍しています。 200形の内1両は、東武博物館に保存されています。 現在も、神橋の袂にはかつて路面電車が走った橋梁架台が残っています。 日光の町を走った路面電車を思い出しませんか？