★フェリーターミナルのいちにち
フェリーターミナルは海の駅です。大型や中型のフェリーボートが発着するたびに、給油船や、フェリーから荷物を運び出す独特の車トレーラーヘッド(けん引車)が活躍します。乗り物好きな子どもには、たまらなく魅力的な場所です。そして作者の目は、それぞれの人生を携えてターミナルに乗り降りする人びとの姿も的確にとらえました。モデルとした北海道の苫小牧港の夏の一日が、さわやかにあふれんばかりの色彩で描かれています。
★ふねがきた!
ボー、ボー。汽笛を響かせて、ちいさな島の港に船がやってきました。船にかけられたタラップからたくさんの人が降りてきます。後部の巨大な扉からは自動車が、前方ではクレーンでさまざまな貨物が降ろされていきます。それが終わるのを待っているのは、これから船に乗り込む人たちと、積み込まれる車に貨物。港は大にぎわい! 仕事帰りのお父さんと迎えにきた家族をはじめ、登場人物それぞれに用意されたドラマもお楽しみください。
☆2冊共に
角や縁、表紙にキズ、スレ、シワがあります。
中は破れ・書き込み等なく良好な状態です。
☆子どもが読み終えた本です。
見落としも含め、ご了承のうえご検討ください。
よろしくお願いいたします。