新酒です
製造年 2024年7月
黒田武士酒蔵の粋を結集した大吟醸酒をそのままの原酒で瓶請めしました。
黒田武士 大吟醸 原酒 しずく搾り
大吟醸酒 辛口 濃厚
福岡県産夢一献を40%まで磨き上げ、仕込み水は遠賀川源流伏流水を用い、丁寧に造り上げました。
寒さ厳しい2月、手作業でもろみを袋用りして探りはじめのところのみを半瓶探りした原酒の中から特に優れた酒のみを厳選し瓶詰めしています。
芳酸な香り、気品ある味わいはまさに酒の芸術品です。
詳細
都道府県
福岡県
酒蔵
大里酒造
銘柄
黒田武士
特定名称区分
大吟醸酒
原料米
夢一献(福岡県産)
精米歩合
40%
使用酵母
-
日本酒度
2.0
酸度
1.4
アルコール度数
17.0
芯が1本す~っと通り、凛々しい口当たりです。
酒器を傾けるほどに、うま味、甘みがにじみ出てきます。
凛とした中に、優しさも感じます。
黒田節では、黒田長政の家臣で、酒豪の母里太兵衛(友信)の“酒勇伝”が歌われています。
まさに、黒田節の一節にふさわしい味わいの「黒田武士 大吟醸原酒 しずく搾り」。
「酒は呑め呑め、呑むならば、日の本1のこの槍を、呑みとるほどに呑むならば、これぞまことの黒田武士」
酒飲みで気性の荒い武将として知られた福島正則から、大杯に注いだ酒を勧められ、「呑み干したら、なんなりと好きなものを褒美にとらす」と言われる太兵衛。
黒田長政から面倒が起きると困るから「酒は呑むな」と命令されていたので断り続けます。
すると、正則は「黒田家の侍もたいしたことないな。腰抜けそろいの弱虫藩、長政殿もお気の毒に」と挑発。
己ばかりか、藩まで侮辱された太兵衛は、藩の名誉のために大杯を取り、一気に呑み干すと、おかわりを連発。
すべて呑み干した後、「お約束のご褒美には、その槍を」と、天下の名槍「日本号」をもらったのであります。
私、友添は「黒田武士 大吟醸原酒 しずく搾り」を呑んでいると、博多の男を代表する母里太兵衛に、思いをはせてしまいます。
黒田節に歌われているように、これぞまことの黒田武士、ならぬ九州の酒!
ひと口だけでなく、ぐいぐい飲んでみてこそ、良さがわかる大吟醸酒です。
日本酒