金山鐔『定規の図』無銘
サイズ(約)縦66.0ミリx横61.5ミリx厚み5.0ミリです。
角形・地鉄透かし・焼手仕立て・角耳
黒褐色の鍛えの良い地鉄で焼きなましをかけて地鉄が激しく動き耳の周りには塊粒状の鉄骨が沸いて出ています、見応えのある素晴らしい逸品です、めったに出ない名品でしょう
●拵えの装着や鍔かけに飾るのも最適かと思います●。詳細は判りませんので画像判断でお願いいたします●中古品のため錆・当たり・細かい傷などあります、大事にされていた鍔だと思います、大きな傷み割れ切れなどはないようです。完品をお望みのかたや神経質な方はご遠慮くださいませ。依頼品のため落札後のキャンセル及び商品お受け取り後のクレーム等は、一切お受けできません、ご入札をもって上記内容をすべてご承諾頂いた事ととさせていただきます。●商品の受け取り後のご連絡よろしくお願いします。
金山鐔の意匠は簡素で、円や角、直線、曲線などで構成された幾何学文様が多くあり、室町から桃山にかけての金山鐔には美意識が高い装飾性というよりは、原始的な明快さや強靭な精神性を秘めた一種の禅味を感じさせる古鐔がある。本作の茶壺透かしの意匠は金山鐔を代表する画題であり、切羽台を中心に大胆な大模様の透かしはたくまない中にも深い味わいがある。鉄錆が厚く、耳の鉄骨の景色も好ましい名鐔である。