貴重な大きな曲げ水次、大片口です。
凡そ280年前、4代駒澤利斎造の貴重なお品です。
時代を経て黒漆が剥がれていますので、少し浸み漏れがあります。
共箱で4代利斎の花押と印です。
木箱蓋に傷みの補修あります。
利斎筆の書が付属し、花押と丸印があります。
当時、曲げ水次の片口には大中小がありました。
また大片口は、水指として転用もされました。
ご参考に、片口に大中小が載っている古典(1771年刊)の資料を添付致します。
○寸法
直径18.7センチ、全幅31.1センチ(口、取手含む)
高17.5センチ、全高18.3センチ(蓋含む)