こちらのカメラは画像3枚目下部の通り、期間限定受注販売100,000円(2001年12月25日)」だったものです。
当時すぐに予約受付が終了した究極のトイカメラです。
まずトイカメラも大きく分けて2つあります。
1.フィルムカメラ(今はもう見かけない)
2.デジタルカメラ(現在の各社トイカメラは恐らく全てこのタイプで悪く言えばいつか壊れる消耗品)です。
シャラン製は1.の機械式フィルムカメラですので、デジタルカメラでは避けて通れないセンサーの劣化、バッテリーの劣化、充電端子の劣化、液晶劣化による色褪せ等の致命的な故障が無く、基本的に「寿命」がありません。
作り込みに関しても、シャラン製はダントツで1番の出来の良さだと思います。よくあるレンズの代わりに穴が空いただけのトイカメラではなく、アゾノン15mm F5.6 3群3枚構成レンズだったり、小さなフィルムカウンターもシャッター数に連動して正確にしっかり動きます。小さい割にズッシリ重く、もちろんフィルムを入れると写真が撮れます。ファインダーをちゃんと覗けて、フィルム巻き上げは本家顔負けのダブルストローク仕様。
これでトイカメラと言うからビックリです。
そのキングオブトイカメラ「シャラン」の中でも究極のカメラが、この受注限定版のGOLD LEICA M3です。シャランの全てのモデルには「Nikon F」等の歴史的価値の高いカメラのみが採用されるのですが、結局この究極の限定受注モデルに選ばれたのは「Leica M3」でした。
そして特に驚くのが、海外製のなんちゃって金色メッキの限定カメラ等ではなく、画像10枚目の通り、本物の【24金】を使って仕上げられた贅沢金メッキボディの 【made in Japan】です。
注意点として
こちらの品物は当方が以前、新品未使用品として売られている物を手に入れ、保管していた物(私自身、動作確認のみでフィルムは1度も通していません。)ですが、経年の加水分解でグリップ部分がペタペタする事(解消法もあるようですが、当方はあえて何もしておりません)、また中箱や付属品の説明書等が傷んでいる部分もあります。その為、商品の状態を未使用に近いとしていますが、20年以上前に製造されたアンティーク扱いの年代物という事をご了承ください。
あえて24金が光り輝くM3を部屋に飾るのも如何でしょうか?^^