訳あり品　ROYAL 10 ロイヤルタイプライター　ドイツ、フランス語も打てます　1920年製

ROYAL 10 Standard Manualです。 アメリカ製のタイプライターです。映画ミザリー、バイオハザードで使用された機種です。ただトレードマーク位置やシュプールの形状が違います。英語だけでなく一部のドイツ語、フランス語も打てます。 シリアルナンバーから推測すると1920年頃の品と思われ、およそ100年前の逸品ですので、感慨深いです。フロントストライクタイプは古き良き時代を感じます。 経年劣化、欠損による動作不良がありましたので、できる限り分解、不具合を直し、清掃、潤滑油を塗布し、タイプが打てるようにメンテナンスしました。 錆、塗装剥がれ、傷、汚れなどあります。作為的には創れない使いこなれたレトロな感じをそのまま活かしています。錆、傷などによる劣化を抑えるため錆止め剤を塗布しています。フレームは半艶塗装しています。 ノブに亀裂が入っていましたので、接着剤、パテ埋めで補修しています。 用紙押さえバーのゴムローラーが1個欠品、文字９の印字バーの戻りが悪いですが、使用には問題ありません。 キャリッジを動かす純正ワイヤーはヒモ状のものですので、経年劣化により切れるリスクが大きいです。長く使用できるように金属の代替品ワイヤーに交換しています。 訳ありとして、印字するゴムローラーは亀裂によるダメージが大きいため、代替品ゴム材を張り直しました。その影響で印字時、紙への圧着が強く裏面に印字跡が付きます。 キーを強く押し込むと印字後、一文字余分に送られ空白になる時があります。その場合、バックキーで一文字戻って再開してください。軽めのキータッチで印字してください。 また印字後、キャリッジが送られない場合があります。その場合、軽くキャリッジを右に押して次の文字を入力してください。 他の操作・動作で問題ないことを確認しました。タイピング終了音、チーンという音もでます。 インクリボンは、新品を純正シュプールに巻き直しました。黒色・大文字と赤色・小文字タイプ時、行間に上下の刻印の一部が印字されるときがありますので、ご承知おきください。印字状態は画像をご確認ください。インクリボンはそのままお付けします。 インクリボンの交換は、市販のシュプールは使用できませんので、純正シュプールにリボンを巻き直すことになります、ご承知おきください。面倒かもしれませんが、その分愛着がわくと思います。 商品到着後、すぐに使用できます。キーボタンや各レバーの操作、リボン交換方法など自作の簡易的な操作説明書をお付けします。他の機種の説明書ですが、操作は同じです。全ての説明ではございませんが、初めての方でもすぐに使用できると思います。 実働品 ですが、年代ものですので経年劣化による不具合があるかもしれません。 以上、ご理解の上、ご購入をお願いいたします。神経質な方は、ご購入をご遠慮ください。 匿名発送、ヤマト便の宅急便となります。