イギリス人陶芸作家スティーブ・ハリソン(Steve Harrison)の希少な2015年モデルの片口ボウル、お色は一番人気のブルーです。
スティーブハリソンさんの片口ボウルは非常に珍しく私自身、今回出品のこちらとスティーブさんのアトリエにてスティーブさんご自身が茶器として愛用されている片口ボウル以外に拝見したことがございません。
スティーブさんのティーストレーナー(茶こし)との相性も抜群で、茶を入れるための湯冷ましや独酒の片口など、ひとつあるととても便利です。
非常に入手困難なスペシャルアイテムです。
スティーブさんご自身も毎日お茶を嗜んでいることから視覚的な美しさだけでなく道具として使い心地が優れている点もスティーブさんの作品の魅力です。
近年は造形がより独創的で個性的なフォルムの作品が多い志向にありますが、個人的にはソルトグレースの味わいを生かしたシンプルな作品が好きで集めていました。
文筆家の松浦弥太郎さんも私と同じように初期のシンプルな作品がお好きだと紹介されていました。 「いわゆるイギリスのモダンポタリーの中で一番好きな作家です。個人的には初期のシンプルでクラシックなデザインが好きです。」
窯焼中の作品に塩を噴射することで起きる釉薬と塩の化学反応を利用した伝統的手法〈ソルトグレーズ〉はスティーブ・ハリソンの作品に多く用いられ、世界にふたつとして同じものができない特別な手法です。
西洋的かつクラシカルな作品とその人柄により多くのひとを魅了し現代陶芸作家の中でも最も入手が困難なことで知られます。
どの角度から見ても美しい形は極上で細部にいたるまで本当に丁寧につくられています。
手に持った際の質感や使いやすさを考えた細かなディテールから使い手のことを考えて物作りをされているスティーブさんの繊細な心使いが感じられます。
眺めるたび心が震え、無限のインスピレーションが得られます。
オリジナルでここまでの完成度と機能美を持ち合わせて作家は他にいません。
西洋、東洋、どちらとも取り合わせのよいところも魅力かと存じます。
芸能人やデザイナー、ミュージシャン、料理家、アートディレクターなど業界人にも愛用者が多く、本物を知る一流のクリエイターにファンも多いことでも有名です。
個人的に シンプルなブルーグレーズの作品が一番美しいと思います。
今後も流通しにくくなり価格が高騰するかと思われます。
即決価格で出品ですので、探されていた方はよろしくお願いいたします。
■Size 直径(注口含まず) 約11.2cm 直径(注口含む) 約12.4cm 高さ 約6cm
■コンディション
未使用のままショーケースに入れ鑑賞用として愉しんでいました。
※スティーブハリソンのカップの価格の目安が26~30万円 (現在、円安の影響で年々高騰中です。)
全国送料負担します。
丁寧で気持ちの良いお取引を心がけますので、宜しくお願いいたします。