希少な竹内棲鳳の「宝珠」です。ほとんどない肉筆の紙本で、潤筆料(画債)を払ったときに領収書代わりにお土産として渡したと思われる作品です。墨絵で素早い筆致のまねのできない本物と思われますが、鑑定してはおりませんので、模写との表記をしております。箱書きには「竹内栖鳳大居士御若筆孔玄鑑」とあり、印章が「竹内棲鳳」と渡欧前の35歳くらいだと思われます。この印章は参考に挙げた「光村子書院の解説で、潤筆料を受領した証書に押される印鑑で作品への押印はほとんど確認されていないとのことですが、まったく合致する印鑑です。ほかの「宝珠」に同様の物を見かけましたが、それ以外は全く見られない珍品です。送料は無料で送ります。100年以上前の掛け軸ですので、現状NC.NR.でお願いいたします。