松阪牛で有名な「三重県の松坂」から、JRのディーゼル特急「南紀(紀伊勝浦行き)」に1時間30分ほど乗車すると、日本で一番雨が多いと言われる「尾鷲(おわせ)」という漁業の港町に到着します。太平洋に面した紀伊半島の町です。雨の日が多いだけあって、JRのホームの端っこ30㎝ぐらいは、緑の苔(こけ)が生えていますし、家々のコンクリートブロック塀にも、緑の苔が所々で生えています。また、昭和の中頃に建てられたであろう安コンクリートのビルなどは、全体的に苔が発生しているようにも見えました。 そんな尾鷲の町ですが、出かけた日は嘘みたいに快晴で、気持ちの良い日でした。駅から港へと港町を散策し、道中、大きなイセエビやもちもちの生カツオを並べていた魚屋さんに、「この辺りで、海鮮丼など、美味しい海産物を食べさせてくれる店はどこですか?」と尋ねると、その店で店番をしていた娘さんが、「駅の近くの児童公園の近くに、割烹田舎という店がありますので、そこの刺身定食は美味しいです・・・」と、親切に教えてくれました。そこで、Uターンし、探して行ってみたのですが、営業中という木の札が、玄関の扉にかけられているだけで、そこが食べ物屋さんだとは容易に気づけない店でした。 扉をガラガラと開け、中に入っていくと、女将さんらしき人から、4人掛けの座敷を進められましたが、「膝が痛いので、椅子に座らせてほしい」と告げ、カウンターに座らせてもらう事にしました。某は、メニューも値段も確認せずに、ただただ魚屋さんの言葉を信じ、刺身定食と生ビール(中)を注文いたしました。すると、しばらくして、「生ビール」とともに、「大盛りのごはん」「みそ汁」「アオリイカ、マグロ、タイ、エビ、アジ、カツオなどの刺身3切ずつ(大葉、菊の花、大根のせん切り付き)」「カツオのたたき」「漬物」「アジの甘辛煮」などが、お盆に乗せられて運ばれてきました。最後の会計の時に分かりましたが、税込みで1600円(税抜きなら、1450円ぐらい)。おそらく、安いと思います。そして、何よりも、刺身が美味しかったです。ビールは、税込み600円でしたので、合計2200円を払い、店を後にしました。あの刺身定食なら、物価の安い大阪でも、税込みなら3000円を超えると思います。東京や横浜なら、もっとするんじゃないでしょうか?知らんけど・・(笑)。横浜の駅のパン屋で、小さなクロワッサンに、ハムとチーズが挟まっているだけのサンドウィッチが、なんと、900円もしたぐらいですからねえ。小さなパンが、一個900円ですよ・・・・・(驚)。1万円の価値が下がってしもうた・・・・・(涙)。そう考えたら、宝石は安い買い物じゃ~あ~りませんか。おい、おい、刺身定食の話が、宝石の話に変わっとるやないかい・・・・・(笑)。 さて、今回、皆様にご紹介する商品ですが、蛍光感たっぷりの「グリーンのヒカリゴケ」を中心に、オレンジを含めた複数の色が縦横無尽に揺らめき合う、高級系ブラックオパールでございます。写真の竹のサイズは、およそ2㎜ですので、そこからもお分かりの通り、形状が平らで、無駄な土台部分が最小限にとどまっている事から、3ct前後の見た目となっております。小豆みたいな形ですと、ちまちまとした動きしか見えませんが、ここまで面積がございますと、ダイナミックな動きが一面に広がり、まるで、美術館で新進作家のアートを見ているような気分になります。あなた様の指の上で踊る、大自然のアート・・・・・。この「胸のときめき」を常に持ち歩ける喜びが、無上の癒しを与えてくれます事でしょう。かつて、あの「チョコレート」を食べた時以来の、胸のときめき・・・・・。アモーレ、ブラックオパール、アモーレ、大自然・・・でございます。
*中古品と異なり、綺麗に再研磨済みです。ツルツルで傷なし。