某(それがし)が子供の頃は、「ぶどう」と言えば、小さな種無しぶどう(デラウェア・大阪の河内地方の特産品)でした。粒の数が多くて、食べるのが面倒なので、あまり好きではありませんでした。ここ、何十年も、食べていないと思います。他方、巨砲やマスカットなどは、普段、日常的に食べるぶどうではなく、誰かが入院した時のお見舞いのおすそ分けで口に出来る、非日常的な食べ物(高級品)でした。 しかし、今や、「デパ地下」に行くと、マスカットの房が、およそ1200~1500円で売られております。まあ、安くはないですが、ケーキや和菓子を買う事を思えば、そこまで高くはないです。その為か、次から次へと、年寄りたちが手に取って買い求めています。 ところで、聞いた話によると、フランス人は、ブドウを食べる時、中に入っている種をいちいち吐き出したりしないそうです。実と一緒に食べてしまうみたいです。一度口に入れたものを出す事をマナー違反と考えるヨーロッパならではの食べ方なのかもしれませんが、この食べ方が、日本の社会でも浸透していれば、某は、ブドウ嫌いにはならなかったかもしれません。魚の骨と同じで面倒くさいんですよねえ、食べるのが・・・・・(笑)。 さて、今回、皆様にご紹介いたします宝石は、アフリカで採掘された高品質な「ぶどう石(別名プレナイト)」でございます。すがすがしい緑色をしており、ペンダントに丁度ふさわしいのではないかと思います。