James Tyler Variax,Variax Standard 等、全てのVariaxギターに電源供給できるエフェクタータイプの電源ボックスです。 これさえ有ればバッテリー切れを気にすることなく自宅でもライブでも安心してVariaxを楽しめるでしょう。 XPS Power Boxのように特殊なACアダプターではなく、普通のギター用センターマイナスDC9V ACアダプター(200mA以上)が使えますのでボードにも組み込みやすいです。
電圧はバッテリーと同じDC7.4Vが送られるので安定した動作が期待できます。ギターから電源ボックスの間はTRS(ステレオ)ケーブルを用意してください。 普通のギターケーブルを使うと内部の安定化電源基盤が壊れてしまいます。電源ボックスからアンプまでは普通のギターケーブルで大丈夫です。 結局、Variaxギターはバッテリーの充電が大変なので、だんだん使わなっくなってしまうんですよね。
お送りするのは電源ボックスのみです。TRS(ステレオ)ケーブルやACアダプターはご自分で用意してください。
ここからはJames Tyler Variax、Variax Standard、SHURIKENの限定情報となりますが
2013年以降発売のVariaxギターは全てHDテクノロジーに対応で音が悪くなっています。ファームウェアで言うと2.0からHDとなります。 James Tyler Variaxはファームウェア1.7から、Variax Standardはファームウェア2.21から、SHURIKENはファームウェア2.23からスタートなので音が良かったのはJames Tyler Variaxの初期モデルとパッシブピックアップの無い旧Variaxのみです。
Variax StandardやSHURIKENは最初から音が悪いまま発売されましたw よくレビューでそのままの音ではないとか80点とか評価されていますが当たり前です。 LINE6 USAのユーザーフォーラムでJames Tyler Variaxのユーザーが2.0にアップデートして音が悪くなったと書き込みが多数上がり多くのユーザーが1.9にダウンして使っていると情報がありました。当然、LINE6はそれを認めず音の悪いままVariax StandardやSHURIKENを発売してほとんど売れず開発終了となってしまったのです。
昔のファームウェア管理ソフトのMonkeyはVariax StandardやSHURIKENは古いファームウェアに戻すことはできなかったのですが、現在のファームウェア管理ソフトLine 6 CentralではJames Tylerと同じ1.7まで戻すことができるようになっています(LINE6の贖罪?)。で最強のファームウェアは?パームミュート対策が取られて、かつHDではない1.9が最強だと思います。
LINE6 Variax Standard firmware 1.9 vs 2.21 この裏技で驚くほど音が良くなる(比較動画) https://youtu.be/sJWXp4SQpdI
現在Variaxギターを手に入れるのは中古品のみとなりますがUSBインターフェイスやバッテリーが付属していないものも多く見受けられます。実際、私もバッテリー無しで購入して電源ボックスを作りました。 USBインターフェイスが無くても POD HD500 / POD HD500X / POD HD Pro / POD HD Pro Firehawk FX POD X3 Live / POD X3 Pro POD xt Live / Bass POD xt Live のいずれかでPCと接続できLine 6 Centralを使用可。LINE6のHPにマニュアルやドライバーは全てあります。POD xt Liveなら現在、数千円から入手可能なので、ぜひUSBインターフェイスの無い方もファームウェア1.9に挑戦してみてください。もの凄くいい音です。
注意点 試される場合は自己責任でお願いします。当方は一切責任はとれませんので
後、これは辛いですが1.9ではWorkbench HDが使えなくなります。
何故か1.9にするとテレキャスのワイドレンジハムバッカーのフロントだけこもった変な音になります。
(2024年 11月 13日 22時 34分 追加)
XPS-A/B電源供給BOXの回路図が手に入りまして、供給電源はDV7.0Vでした。 バッテリーと同じDC7.4Vでも問題ないですが、こちらの電源ボックスはDC7.05Vに変更いたします。 アナログボードと違いデジタル基盤は電圧にシビアなためです。