インドネシア・ランプン州の金刺繍タピス古布（Tapis Krui）

インドネシア・スマトラ島ランプン州の金刺繍タペストリー古布（Tapis Krui） 南スマトラのランプン州は、独特の金刺繍《Tapis（タピス）》の生産地として知られています。タピス布は、赤や黒のコットン地の表面に、金糸が張り付くように幾重にも丁寧に手刺繍されています。その豪華絢爛なこと、インドネシア国内でも随一です。タピスは、通常、結婚式や特別な行事の際に、女性たちがサルン（腰巻）として使用しますが、その美しさのために、多くの人が額に入れてアートとして鑑賞しています。モチーフは主に動物や伝統模様です。 インドネシア文化宮では2007年2月～3月、『スマトラ島ランプン州伝統タピス展』を実施、その展示品の中でも最も貴重な逸品がこのタピス・クルイ(Tapis Krui)です。ズバリ絶品です。およそ110年前に、西部ランプンのクルイ(Krui)地方で作られたものです。州都バンダルランプンで最も有名なタピスメーカーであるHelau Tapis社のコレクションの一枚です。これは、中心部に“生命樹”が描かれた新婦用のタピスです。結婚式場の新婦控え室の入り口に飾られたものです。サイズは、横幅が約92cm、高さが約55cm。重さはおよそ410グラム。 定形外普通郵便で発送し、送料はこちらで負担いたします。『スマトラ島ランプン州伝統タピス展』に関しては、以下のブログを参照してください。 http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/200701/article_3.html インドネシア文化宮は、インドネシアの24時間ニューステレビ局『メトロTV』東京支局がプロデュースするインドネシア情報発信基地です。 インドネシア文化宮ブログサイト：http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/