ひな祭り用のつるし飾りとして作っていますが、縁起がいいので日ごろから居間に飾って頂けると、嬉しいです。
左から
◎たい袋 鯛の「たい」は勿論めでたいの「たい」にあやかったもので家族の御祝いの席に昔から食卓に出されてきました。 又赤い色はおめでたい色、お祝いの席という事で招福のイメージがあり昔から鯛をイメージしてチリメン細工に作られてきました。
◎柿袋 果物は繁栄の象徴としてつるし飾りに昔から作られてきました。
◎つばき袋 つばき袋は江戸時代から作られてきた伝承のお細工物の代表格です。 椿は春の訪れを知らせる花として古くから作られてきました。 赤い色には病気除け魔除けの意味があるとされていて赤い花の椿が好まれ多く作られてきました。 ◎姫だるま だるまは「七転び八起」で福を招く縁起物として有名です。 子どもには7回転んでも8回目には起き上がってほしい、そんな願いを込めてつるし飾りとして古代から作られてきたのでしょうか。
◎おさるっこ(さるぼぼ) 「おさるっこ」は 飛騨地方では「さるぼぼ」と呼ばれています。 飛騨弁では赤ちゃんのことを「ぼぼ」と呼ばれています 幼児の災を払う布製の人形です。 災いが去る(猿)という意味と、猿の音読み「エン」から「良縁」「家庭円満」という意味の2つをかけ、縁起のいいものとされています。 又赤は縁起がいい色とされています。
◎なす・にんじん ・・・なすには子供に恵まれるように(生す)という願いと大願成就が叶うように(成す)という願いが込められています。 野菜は食べ物に困らないように、健康に成長できるようにとの願いのほかそれぞれの野菜にもさまざまな意味が込められています。
・・・にんじん---滋養がありカロテンを多く含む栄養価の高い人参。 昔は食料事情も悪く早死にしてします子供が多かったことから「わが子が健康に育ちますように」という親の願いが込められています。
◎はいはい人形 赤ちゃんの這う姿を人形にした「人形」は「這えば立て,立てば歩めの親心」が、 またハイハイを沢山すると丈夫に育つといわれ、子供の健やかな成長を願う気持ちが込められています。
◎梅の花(2個) 梅の花をイメージしました。 春の先取りとても縁起がいい花と言われています。