鹿山利明さんの代表作、豆八丁の大型版で大八丁がありますが、このナイフは市場には殆ど出て来ない希少な大三丁です。 その上、ハンドルは極上アバロン状態はとても良いです。 ブレード等、出し入れに伴う傷、経年劣化はあるかと思いますがアクションも良好で未使用の美品です。
鹿山さんは藤本藤本保広さん同様ブレードの焼入れは外注する事なく鹿山氏ひとりで処理しハンドルもすべてひとりで製作する「自己完結型」でした。ロールアップヒルト、マジックナイフ、サイドロックなど他の多くのメイカーが試みても製作できなかったモデルに藤本と共に試行錯誤の末、完成させた。 19歳から33年間の職人時代を経て鹿山銘(T.SHIKAYAMA)で登場したのは1985年からで日本でトップクラスのキャリアを持つカスタムナイフメイカーでした。 惜しまれながら2020年に逝去されました。