【RZ350社外ピストンキット 銅製ヘッドガスケット、シリンダースタッドボルト付き】 ◆送料込みでの出品です◆ オークションの個数表記は「1個」となっていますが、画像①の物が出品物の全てです。
2ストのシリンダーはポートがあるので、ピストンはよく減り、よく傷付くので消耗品です。 特にRZ350はビッグボアなので5,000kmも使うとピストンのチェックと適宜交換が必要です。 (最近RZオーナーになった方は信じられないかも知れませんが、好調を保つにはこれ位のメンテナンスが必要なのはRZに精通している方の中では常識です。)
本ピストンキットはSTDの64.00mmボア限定ですが、コストパフォーマンスは優れております。 本セットは何度も使えてコスパの良い銅製のヘッドガスケット(純正ガスケットは9千円弱するので毎回交換すると高くつく&純正品の再使用は大変)と、 ピストンピンベアリング(純正で6千円以上)、マメに交換した方が良い(ボルトを締める度に伸びるので)シリンダースタッドボルトも付属します。
■ピストン(画像②~④参照) ・ハイグレードな仕様 ①研磨済みのピストンヘッド ⇒耐久性向上とカーボン蓄積軽減に繋がります。 純正品のように鋳肌の凸凹が無くなだらかになっておりますので、燃焼(爆発)時の応力集中によるトラブルとカーボン蓄積を抑制します。
②カジリ易い部分にドライフィルムコーティング ⇒初期馴染み、ピストンの耐久性向上に繋がります。
■銅製ヘッドガスケット(画像⑤参照)
【特徴】 ・厚み1.1mm(純正相当の厚み。純正は凡そ1.10~1.15mm。) ・何度も何度も繰り返し使えてコストパフォーマンスが良い ・材質が銅なので放熱性が高い ・組付け後にシリンダーとシリンダーヘッドの間からオレンジ色の銅ガスケットが見えない拘りカット ・ボアは2.5mmオーバーサイズまで対応可
【純正ガスケットについて】 ・2024年現在の価格:\8,745(税込み、送料別)→純正品番:4L0-11181-09(ガスケツト,シリンダヘツド 1) ⇒純正の鉄ガスケットを再使用する場合は、ガスケットが3枚に分かれているので液ガスを剥がしたり再塗布するのがかなり大変です。
【その他】 ・実物に銅の色ムラや擦れ傷がありますが、性能に影響はありませんので予めご了承お願い致します。 ・RZは水冷なので液体ガスケットの併用をお願い致します。また、用途に合わない or 安物の液体ガスケットを使用すると水漏れを起こす事があります。 適切な液体ガスケット(スリーボンドの1215等)をご使用いただくようお願い致します。 ・焼きなましをすると密着性が上がるので可能であれば行ってください。
■ピストンピンベアリング(画像⑥参照) 国産のピストンピンベアリングでヤマハ品番93310-316H6相当品です。 (純正品のメーカーは分からないので裏付けが取れていませんが、純正品もおそらくこちらと同じメーカーの製品かなと思います。) ⇒純正品の現在(2024年)の価格:93310-316H6(ピストンピンベアリング)\3,069 × 2個 = \6,138(税込み、送料別)
【注意喚起:詐欺出品に注意】 当方につきまとっている東京の彼は、台湾等で生産されたリプロのベアリングを下記のように偽って出品しています。いつもの嘘ではありますがご注意下さい。
・「日本製」という事にしています。 ⇒彼のその出品物は日本製ではありません。最近は嘘で日本製という事にしつつもピストンとセットにして目立たなくしています。
・「ジェネリックパーツ」というあたかも純正品のバージョン違いのような触れ込みをしています。 ⇒意味不明な言葉ですがそんなものはありません。
■シリンダースタッドボルト(画像⑦参照) スタッドボルトは(普通のボルトも)締め付ける度に伸びますが、過度に伸びたスタッドボルトは正確な締め付けトルクを確保しづらくなりますので交換が推奨です。 特に初期型RZのシリンダースタッドボルトは長いのでマメな交換が望ましいですが、純正品は年々値上がるので現在ではなかなか高額です。 (小傷はありますが使用上の問題はありませんので予めご了承お願い致します。)
【参考:ヤマハ純正品の現在の価格(2024年)】 90116-08219(ボルト, スタツド):1,199円×8本=9,592円(税込み、送料別)
■その他:長くRZに乗り続ける為に知っておいていただきたい事 かなり有名な話ではありますが、ワイセコ(WiSECO)ピストンはゼロヨン等の一瞬めちゃくちゃパワーを出す時専用とお考えいただければと思います。 純正ピストンや本ピストンは鋳造のアルミ製なので比較的柔らかいですが、ワイセコピストンは鍛造のアルミ製なので固くて頑丈です。 ですので、ワイセコピストンを使うとエンジンを高圧縮にしても短い間は壊れずに走り抜けます。
ただしその代わり、シリンダーは抱き付き(軽い焼き付き)を起こしながら減っていくようになり、シリンダー自体が消耗品になります。 これはワイセコピストンのリングの薄さや張力、ピストンクリアランス等の要因もありますが、いずれにしてもゼロヨン等で一瞬ハイパワー出す時専用(=街乗り不可) と考えていただいた方が良いかと思います。(因みに有名レーサー達のサーキットマシンも鍛造ピストンは使用していません。)
以上、宜しくお願い致します。