元イタリア代表のファンタジスタであるロベルト・バッジョ氏が、1994年のアメリカ・ワールドカップ(W杯)におけるPK失敗はまだ重く圧しかかっていると、イタリア紙「レプブリカ」のインタビューで告白した。
バッジョ氏は当時、テレビ放映の都合で昼間のゲームがほとんどになった灼熱のアメリカで、満身創痍になりながらチームを決勝まで導いた。グループリーグではGKの退場処分に伴い交代を命じられるネガティブなスタートながら、決勝トーナメントに入ると次々に苦しい展開を救う決勝ゴールを連発した。しかし、決勝のブラジル戦では“悲劇の主人公”になった。0-0でPK戦に入ったゲームで、先攻のイタリアは1点ビハインドで5人目を迎えた。外せば敗戦が決まる状況で、名手のキックはクロスバーの上を越えていった。
このキックについてバッジョ氏は、「人生の中でクロスバーの上に外したのはあの1回だけだ。なぜそうなってしまったのか、分からない。今でも、自分を許すことができていないんだ。あのキックを決める場面を夢に見るが、あの時のボールは私を殺し、何も聞こえなくなった」と、振り返っている。
footballZONEより抜粋しました。
イタリア代表の至宝にして、永遠のファンタジスタ、ロベルト・バッジョ氏のマーキング入りモデルです。
サイズ表記はMです。
タグ付き未使用品です。