アノニマスイズムのクルーソックスです、やや短目のスリークォーター気味の丈になります。
定価1足 2640円、2足 5280円(画像3.4参照)
このソックスこそが、当方の隠し球、第一弾目です、そして、この定価は爆安です、その内容と価値を知れば、1足 4000円前後と言った所が適当でしょうか。
ウールソックスで、最高のソックスってなんだろう?その問から、考えていきたいと思います。
今季、アノニマスイズムは、大幅な値上げを敢行いたしました。
そのアノニマスイズム全品の、物価高値上げから逃れた商品が、僅かながらにあります。
それが、WOOL2パネルリラックスクルー、コチラの商品です。
その理由は、コチラのソックスが、130年以上に渡り、超高級カシミヤ、ウール糸商として、名を馳せたフカキの特注ウールのみで、編み込まれたソックスだったからです。
この話の味噌は、特注ウールのみ、と言う所だと感じて下さいませ(現実には、極少量のナイロンも使用)。
人間の足がウールから、最も優しいタッチ感を受けるには、ソックスからゴム成分を取り除き、ウールの編み込み技術だけで、柔らかいテンションを創り上げる事と悟ります。
そんな馬鹿げた事に、挑戦し成し遂げたのが、このWOOL2パネルリラックスと言うソックスなのです。
アノニマスイズムの熟練した、編み職人が、どんなに頑張っても、1日に20 足程度しか編めなかった話は、本当の事の様です。
しかし、そのソックスのタッチ感は、優しく柔らかく、そして、ゴムの締付けが無くても、ズリ落ちない、理想の心地よさを実現しました。
極論すれば、ゴムで締付けるから、ソックスはズリ落ちるのです、そして、ゴムのテンションが掛かるから、本物のリラックス(癒し)に辿りつけないのです。
ただ、時代の波は、静かに、この理想のソックスを、飲み込んで行きます、フカキからの、特注ウール糸の供給が、困難になったのです。
よってアノニマスイズムは、今季中の廃番を決め、このソックスを、値上げリストから除外したのです。
話を長引かせれば、このソックス誕生の秘話は、沢山ありますが、ここには書き切れません。
どんな困難を乗り越えたのか、、ただ、高級ウールを手編み機で編んだだけでは、ないのですが、この位の話にしておきます。
何卒、よろしく、お願い申し上げます。