ミッションオイルなどの漏れ防止剤
自動車に使用されるオイル/フルードは、環境負荷低減のため低粘度化及びロングドレイン化、中には無交換を謳うものも珍しくない。しかし低粘度化による弊害も多く、特にメンテナンス頻度の少ないATF/CVTFやパワーステアリングフルード(PSF)は、長期使用による機械的せん断や漏れにより、粘度・油量が適正に維持されていないケースが少なく、このようなATF/CVTFの使用トラブルを解消するために、MPSはパワステ&ATシールコート(PATS)のもつ添加効果に加え、新素材【超高粘度指数ポリマー】の採用により、低油温時の粘度上昇を抑えつつ運転温度域の粘度を回復。さらにはCVTFの伝達効率を向上させる添加剤として製品化。
ATF/CVTFの使用トラブルを解消
超高粘度指数ポリマーの効果により、低下したATF/CVTFの粘度を回復・最適化させ、オイルシールやOリングの機能を回復。フルードの漏れ・滲みをストップ。
装置内部に数多く使用されているバルブ類のシールを復元し、内部リークを抑え、装置の作動を改善。
フルードの泡立ちを抑え、良好な作動フィーリングを維持することはもちろん、装置の寿命を延ばす。
金属間摩擦係数を上昇させ、金属ベルト式CVTのベルトとプーリー間の伝達効率を向上させるとともに、耐摩耗性を向上させ、ユニット内の潤滑面を保護。
ATF・CVTFの粘度を回復し、最適化
超高粘度指数ポリマーの効果で、ATF・CVTFの粘度を回復・最適化。その結果、パワーステアリングやAT・CVTに要求されるキャビテーションの防止や耐摩耗性向上のほか、金属ベルト式CVTの伝達効率を向上。湿式クラッチを使用する2輪車のエンジンオイルの漏れ止めにも使用可能