無患子(ムクロジ)の種子 穴あけ済み
108個 + 10 個
羽子板で突く羽根に付いている黒くて堅い玉は、「無患子」(むくろじ)という大木の種です。この名前には「子が患わない、病気をしない」という意味が込められており、羽子板が無病息災のお守りとされる由来となっています。
また、お釈迦様と無患子には次のようなエピソードがあります。
「もし煩悩や苦しみを断ち切りたいと願うならば、ムクロジの実を108個貫いて輪を作り、それを常に携え、歩くときも、座るときも、寝るときも、仏・法・僧の三宝の名を唱えながら一心に一つずつ繰りなさい」。
お釈迦様はムクロジの実108個で作られた数珠をお作りになり、それを薬師如来や大日如来、十大弟子に授けました。この数珠を受け取った国々は平和になったと伝えられており、無患子の数珠は縁起物として知られています。