ペール缶を工具で穿孔し、穴を空けて二次燃焼するように加工したものです。
普通のペール缶での焚き火よりも空気が効率的に供給され、燃焼効率が高まります。
また上部の穴により二次燃焼が起こりやすく、煙や煤の出にくい環境に優しいストーブです。
管自体が細長いので気流の吸い上げが起こりやすく、ロケットストーブのような燃焼促進効果も期待できます。
穴があるのは側面のみで、底面には穴を空けていないので、灰が落ちにくく、片付けや灰の収集が容易です。また地面の石材やコンクリートなどの素材や植物にも負担の少ない構造です。
天板面にバーベキューの串や網を置いたり、空き缶に食材を入れて加熱することによって、グリル・トースターなどの調理が可能です。焼き芋なども簡単に出来ます。
日常であらかじめ炭などの燃料を入れておけば、非常時には そのまま手軽に持ち出せる簡易熱源として利用できます。いざというときの災害グッズとしても役立ちます。
【注意事項】
・最初は想像しているより激しく燃えると思うので、必ず消火設備を用意してから燃焼を行ってください。
・ペール缶の外部の塗装が焼ける為、1回目の燃焼は外側から煙が出ます。5〜10分ほど空燃焼させてください。
・ある程度のバリ取りや面加工を施工していますが、完全に面取りされているわけではありませんので、切り口などで手を切らないよう注意してください。
・70kgの成人男性が腰掛けても耐久性には問題ありませんでしたが、絶対の耐久を保証するものではありませんので、イスなどの用途外使用は自己責任で行ってください。