私は20年以上前にJMP-1を手に入れましたが、当初からDATAノブを回すと数字が飛ぶことが気になっていました。
JMP-1本体にはノイズ対策の回路やソフトウェアが入っていません。エンコーダーを交換しても同じ症状が再発するため、対策品を自作しました。
良質なものを使用しています。
本体の上蓋を外しエンコーダーと本体の間に対策品を挟み、JMP-1から+5Vの電源を取るだけで完了です。
デジタル部分に割り込ませるので、音質には影響しません。
試作品を自分のJMP-1に取り付けましたが、数字が飛ぶ事は無くなり快適です。
取り付け方法
上の蓋を開ける:左右耳裏横の2mm六角ネジ6本、プラスネジ上1本、後ろ3本を外します。
フラットケーブルを外す:本体を手前にして右側の2つのフラットケーブルの手前側を外します。
エンコーダーの白色端子を外す あまり引っ張るとエンコーダーの付け根の配線が外れるので無理しないでください。
赤い線をハンダ付け:対策品の赤い線をR207(画像の赤丸)にハンダ付けします(+5Vか確認してください)。
端子の取り付け:エンコーダーと対策品の端子の向きを確認して取り付けます。
対策品の固定:対策品を両面テープでJMP-1本体に取り付けます。
フラットケーブルとカバーの取り付け:フラットケーブルを元に戻し、本体カバーを取り付けて完了です。
注意事項 必ず読んで下さい
30年ほど経っていることを考慮して優しく回してください。
実機で動作確認を行ってから出荷します。
手作りのため多少見た目が異なることがあります。
あまりにも飛びが酷い場合には解消されない事があるかもしれません、手持ちの実機では問題ありませんでした。
コピーしての販売や転売は禁止です。取り付け時の失敗についての保証は一切できませんので、3Nでお願いします。
JMP-1本体は含まれません。
配線の先端に何も付いていない配線を、写真のR207の抵抗端子にハンダ付けしてください。年代によって基盤が若干異なるため、必ずテスターで+5Vを測定してください。
取り付けに関する質問はお答えします。
今の時期は静電気が起きやすいので放電して作業を行ってください。