フェンダー Fender Twin Reverb 135w
羊文学さんのデラリバと同じ1978年製。
70年台のツインリバーブはご覧の通りハンドワイヤードです。
現在ハンドワイヤードアンプは一部のブティックアンプやカスタムショップ等でしか手に入らず、当時は当たり前でしたが今ではコストがかかり過ぎる為ほとんど製造されていません。
この価格で出させて頂いていますが、銀パネツインリバーブは絶対にもっと評価されていいアンプです。
またプリント基盤では無いので、故障しても直す事が出来る為、古いアンプですが末永く相棒としてお付き合い頂けると思います。本機も色々と手を加えられながら現在も動画の通り良い音を鳴らしてくれています。裏を返せば過去全てのオーナー様から愛されていたからこそ現代でも存在していると思うとロマンがあります。
では状態を説明させて頂きます。
キャスターとフットスイッチ、ランプのワッシャーが欠品しています。(無くても問題ありませんが現在も全て代替えパーツが販売されていますので大丈夫です)
購入店によるとアンプ専門店にリペアに出してから店頭に出したとの事です。リペア内容は不明です。
私の主観で見た目で分かる範囲でスピーカーがセレッションに交換、電源スイッチがプッシュ式に変わっています。真空管もfenderではありませんので変わっています。ポットやジャックなどの消耗品も一部変わっていると思います。
ハンドワイヤードですので若干のノイズがあります。動画でご確認下さい。
トレモロが確認出来ません。フットスイッチがあれば機能すると思うのですがトレモロは使わないので気にしていませんでした。すいません。壊れているものと思って下さい。
音はパキっとしていながら温かみがあり、JC120に満足出来ない方やマーシャルって感じじゃない方におすすめです。歌ものには本当にバッチリで暖かみがあるので曲に説得力が出ます。当時の歌謡曲番組のバックバンドがツインリバーブだらけだったのも頷けます。
SPも古い型のセレッションなので多分これがかなりマッチしていると思います。エミネンスやジェンセンよりfenderにはセレッション派です。
動画はアンプにギター直でアンプのマスターボリュームスイッチはオン、EQは全て5でリバーブもかけています。
使用したギターはローズ、アルダーのストラトです。