本場大島紬 縞大島 仙太郎草木染工房 仙太郎作 鬱金(うこん)染め
月の光の中を行くラクダのシルエットと砂漠に伸びるその陰…
月明かりで黄金色に輝く空…
そのお色をウコンで染められた糸が巧みに出しております。
全て先染め、あとから描かれたものではございません。
先染めならでは大島紬が描く夜の輝き!
その素晴らしい光沢を写真で出すことができたのか…
あんまり自信はございませんが頑張りました!
ラクダのシルエットは漆黒、その影は先にいくほど淡く…砂漠の部分、空の部分も一色でなく微秒なグラデーションがかかっております。
拡大写真も撮りました!
大島紬の訪問着はいろいろ見たことがありましたがこれには感動いたしました。
コロナ禍直前に買い求めたものですが着る機会がないままになってしまいました。
家庭の事情で着る機会がなくなり出品させていただくことになりました。
出品までは自分のために出品してからは新たにお召しになる方のために大切に保管しているお品です。
なのですが…購入後、間の紙を取り再度たとう紙に入れた時に不注意で左裾に畳ジワを作ってしまいました…
スチームアイロンですぐ取れるものと思われます。
お手数おかけいたしますがそれだけお許しいただけますようお願い致しますm(__)m
☆工房とウコン染め…☆
大正時代に創業した仙太郎織物。
初代仙太郎氏は、当時有名老舗のオリジナルを始めとする人気の柄を次々に生み出し、大島紬の図案家として一世を風靡した名工でした。
図案のみならず、製作工程のすべてに精通していたという、
言わば大島紬のプロデューサー。多くの染職人や織り子を、
温かい思いやりと厳しい技術指導で育て上げ、通産大臣の表彰も受けたということから、
そのものづくりにかける姿勢がうかがえます。
そしてその名を不動のものにした、仙太郎の鬱金染め。
染料としての歴史は平安中期とあり、
その防虫殺菌効果から産着の染めにも用いられていたとか。
仙太織物では春鬱金を染料に用い、人間の肌に一番しっくりとくる自然の色を織物に表現しています。
身丈 164.0cm 肩から
肩巾 32.5cm
袖幅 33.5cm
裄丈 66.0cm
袖丈 49.0cm
前巾 24.0cm
後巾 29.5cm
どうぞよろしくお願い致しますm(__)m