●抜群の熱伝導性と保温性の鉄鍋
南部鉄器の鍋は厚みがあるので、保温性に優れ熱を均一に伝えるため、料理中の温度のムラが少なく上手に料理ができます。
●内径:¢155mm 15㎝
●箱寸:250×250×115mm
使用方法を知らず水をはって放置してしまった錆があります。
お湯の沸騰のみの使用で、約1ヶ月間使用しました。
定価 13,200円
少しの錆は気にしなくてOK
実は、少しくらいの錆はそれほど気にする必要はありません。特に鉄瓶は使いはじめに赤く錆びたような斑点が出ることがあります。内部が赤く錆びたように見えても、沸かしたお湯が濁ったり、錆びた匂いがしなければ問題はありません。鉄錆は水に溶けだすことがないので、体に影響はないからです。気になるかもしれませんが、やすりや金たわしで無理にこすり落とすのは、水の中に錆の粉が入ってしまうので厳禁です。
なお、鉄瓶の中に付着する白い湯垢は水道水のカルシウムなどが付着したもので、錆止めの効果もあります。中が真っ白になるのは「鉄瓶が育った」証。削り落としたりせず、そのまま使いましょう。お湯がおいしくなる、とも言われています。
錆びが気になってきたら
それでも錆びが気になってきたら適切な方法で錆びを落とします。
鉄鍋は天然素材のたわしでこすり落とした後、多めの油を熱して野菜くずを炒め、油をしっかりとなじませます。
鉄瓶は煎茶を煮出すのが効果的です。8分目まで水をいれ、お茶パックに茶さじ1杯ほどの煎茶を入れて、中火以下の火で30分ほど煮出します。途中、お湯が減ってきたら水を足し、空焚きにならないよう注意しましょう。2、3回繰り返してお茶を煮出すと錆びの色が気にならなくなります。
それでもダメならメンテナンスへ
それでも錆びが取れない、全体が錆びてしまったというときは、南部鉄器を購入したメーカーや職人さんに依頼してメンテナンスしてもらいましょう。
南部鉄器のお手入れは「毎日使う」が一番の方法
南部鉄器を錆びさせず、より長持ちさせる秘訣は「毎日使う」こと。使えば、鉄鍋はしっかり油をなじませることができ、鉄瓶は十分に乾燥させることができます。大事だからとしまい込まず、暮らしの一部になるくらい使い込んで、南部鉄器を育てていきましょう。