高取焼の名窯味楽窯の十四代亀井味楽氏作の水指と茶入のセットです。どちらも木組の上作であり、特に水指は釉薬の流れも素晴らしい景色で、かなり薄造りになっており、とても上品な出来となっています。また丸壺茶入も茶入で有名な味楽窯らしく素晴らしい作品となっています。ご興味ある方はぜひご検討ください。
水指 高さ14cm×直径15cm
茶入 高さ8cm×直径6cm
亀井味楽は遠州七窯として400年以上の歴史を持つ「高取焼」の伝統を受け継ぎ、代々茶陶などを中心に作陶を続けています。高取焼の特徴は七色の釉薬を特色とする「高取焼釉薬」で、土の配合や釉薬のかけ具合、登窯の作用によって様々な表情を生みだすことを想定した上で作られています。十三代味楽は昭和十九年四月に農商省より技術保存者として認定され、十四代は昭和五十二年には福岡市無形文化財工芸技術保持者第一号に指定されました。