【商品】 フォステックス 50th Anniversary 限定モデル TH616 ヘッドフォン 開放型 オープン 発売日 2023/10/28
【状態】 外観は写真でご判断ください。ペットタバコなしですし、使用前は必ず風呂に入るようにしていましたし、夏は使いませんでしたので臭いの心配はないかと思います。音もとても良い状態です。発売日が2023年10月末なので、使用1年経っていません。
【使用上の注意】 ケーブルには取り付け向きがあります。(表裏も、左右も) 無理に挿すと破損しますのでご注意ください
【うんちく話】(※勝手な意見ですので読みたい方だけどうぞ)
TH616の特徴は、音色の正しさとエネルギーある低音です。
ポップス、ロック、メタル、テクノ、ヒップホップ・・・、そしてボーカルものなど(電子音や打ち込み系、そして普段会わない人の声)は、“本物の音”に接することがないので、耳の良い人でも どのヘッドフォンで聞いても違和感がありません。それらのジャンルを聞く人は、ヘッドフォンを選びを“好み”で決められます。
しかし、アコースティック音源は別です。楽器の音によく触れる機会のある人ほど、“正確でない音”に違和感を感じることでしょう。今まで専門店で10〜40万くらいまでのヘッドフォンをかなりの台数聞いてきましたが、生楽器の音を長い間耳にしてきた者としてはどうしても多くに違和感を感じます。(それはそれでいい音なのですが)
そんな中、FOSTEXのTHシリーズが聞いた中で最も“音色が正しく”表現していました。中でもTH909が1番でした。が、予算が合わず、TH808とTH616が選択肢でした。808は開放感が長所でしたが、厚みや密度や最低域が足りませんでした。比べると616は開放型なのに少しこもる方向ですが、パイプオルガンを超低域までエネルギーを損なわずちゃんと表現できる稀有な物でした。(いろいろ聞いた中で1番の低音) この点ではTH909にも勝ります。
結論として616は、楽器が身近でクラシックやジャズを聞く人、それと、深く沈む低域がちゃんと出てほしいロックなどを聞く人にオススメです。