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会津漆器
漆器沈金彫技法
についての由来
漆の木を用いて加工塗装された製品。
漆は東洋の特産で、漆工芸は日本・中国・朝鮮・ベトナム・タイ・ビルマに発達し、特に日本工芸は世界的に名高いし日本産の淡がもっとも良質で有る。
沈金は工芸の一技法で中国では鏑金と言う。
はもの
漆塗の表面に刀で女様を彫り表し、是れに漆を摺り込んで、乾かないうちに金箔や金粉を
わた
綿で押し込み線彫内に付着させ乾いてから余りの金を拭い去って文様を表わすものです。
其の起源に付いては明らかではないが、中国
漢時代の漆器の中に線彫で文様を表した物が有り、是れを沈金の起源で有る説も有ります。
実際にこの技法が盛んになったのは、
を上う
延祐二年(千三百十五年)の銘の有る経箱とその類似品が伝わっていたと言えます。
刀法も幅に変化が見られ筆意も表われ絵画的な表現が出来るものです。
とってい
江戸時代になると、二宮桃亭と言う人が沈金に巧で有ったと言われます。永年に渡って会津で沈金彫が作られておりますが、会津の特産漆器と共に沈金の技法が全国に知られております。