ー坪源(TSUBOGEN)とはー
代々木製墨壺を作りつづけてきた木工工房です。
かつて坪源は墨壺(すみつぼ)を専門に製造している工房でした。三条市での墨壺製造のルーツは材木問屋の二代目、栗山源資(くりやまげんすけ)です。明治時代、三条市で材木問屋を営んでいた源資が、新潟は豪雪地帯のため冬場に仕事ができなくなることを苦慮し
冬期間に出入りの大工たちに墨壺を作らせたというのが墨壺製造のはじまりでした。
新潟県三条市は日本でも珍しい
「墨壺」の職人が集中する町でした。
なんと最盛期には日本の全生産量の九割以上が作られていたのです。
現在ではその墨壺製作の技術を木工クラフトに広く応用して、いろいろな木製品を作っています。
坪源は木を愛する人へ、安らぎと癒しをお届けする工房です。
ー鴨の象徴とはー
鴨(かも)は水上で静かに泳ぐ姿が印象的で
平和や安定、調和を象徴しています。
湖や池で静かに過ごす姿は、穏やかな生活や精神的な安定を表現しています。
また、水中と陸上の両方で活動できるため
適応力や柔軟性の象徴であり
新しい環境や状況にうまく対応できることを表すことがあります。
他にも、渡り鳥のため、季節によって移動する姿から旅や移動、変化も象徴しており
人生の新たな段階や冒険の始まりを示すシンボルとしても愛されています。
最後に、鴨は一夫一妻制で知られ
つがいで行動することが多いことから、夫婦やパートナーシップの象徴ともされています。
アジアでは特に結婚や夫婦の幸せを象徴する鳥と言われます。
【坪源のCHIBIGAMO】
湖面を優雅に滑るように泳ぐ鴨。
まるでその情景が浮かぶかのように
美しい木目と、光沢のある滑らかかつ
暖かな木の温もりを感じる事ができる傑作です。
手作業で一つ一つ丁寧に作られた職人の技術が
見て取れますね。
このシリーズは希少な物らしく、ネットや専門店で確認してもほぼ出回っていない少数作品
(実験的な位置づけ)の作品となっています。
画像のように
刻印もしっかり裏面にあります。
木で作られているため
重さも有り、とても高級感がありますね。
貴重な一品、宜しければ如何ですか。