SEIKO セイコーのクォーツv.f.a.です。1974年1月製造
1970年代の初期クォーツの高級ライン:特別調製品です。
ダイアルの6時位置にアップライトで「QUARTZ」のロゴ、また、その下に表記されたv.f.a.は「Very Fine Adjusted(特別調製品)」を意味します。
精度は正確無比の月差±5秒以内と、当時としては素晴らしい精度でした。
独特な形状の「フジツボ型」のケースに、ホワイトの文字盤がシンプルで綺麗です。
文字盤のインデックスは、1分ごとに植字を取り付けられた非常に手間のかかる作りこみで、デザインもシンプル、秀逸で高級品の品格を漂わせています。
大卒の初任給が9万円の時代に、グランドセイコーは8万円、キングセイコーは7万円でしたが、vfaは14万円と大変高価な気合の入った日本を、世界を代表するトップ級の腕時計でした。
この時計について
ベルトも有名ブランドのバンビのロレックスに似たようなステンレス製の物が付いております。
発売から50年を越えておりますが、ガラスに傷ひとつ無いので、新品と交換されていると思いますが、視認性が良く気持ち良く使用出来ます。
また、文字盤も綺麗で、新品の雰囲気を残す、とても良い状態です。
このように50年の経過を感じさせない、快調に動くVFAは少なく貴重な逸品だと思います。
ただ、この時計は、ベルトが社外製と、クォーツですが現在の様に1秒も狂わない訳ではなくて、1日あたり、15秒くらい早くなります。
機械式でしたらノープロブレムですが、この為、安価な価格で出したいと思います。
ケース径 約46㎜×約37㎜
ケース厚 約12㎜
ラグ幅 約16㎜
重量 約85g(ズッシリ重いです)
腕周り 約18㎝位までOKだと思います
電池 新品交換済
現在は止まる事なく、稼動しておりますが、あくまで50年以上経過したアンティークの現状品です。
電池は交換しておりますが、減り具合など未知数な所もあります。
その性質をご理解頂き、神経質な方や正確を求める方は、店舗で新品をお勧めいたします。
ご覧いただきありがとうございます。