ニカラグア カサブランカ カトゥーラ ナチュラル
■味わい
レーズンやブラックベリーを思わせるようなフレーバーがあり、ワイニーな印象も感じるコーヒーです。
■焙煎度
中深煎り
■味覚レベル
苦み:★★☆☆☆
酸味:★☆☆☆☆
コク:★★★★☆
香り:★★★★☆
■セルヒオ・ノエ・オルティス
オーナーのセルヒオ氏は、創意工夫を以てコーヒー生産に情熱を傾ける非常に魅力的な生産者です。彼はCOEを数々受賞したお父さんからカサブランカ農園を引き継ぎ、コーヒーの生産に従事しました。
COEの1位を目指して、時には発酵速度をコントロールするために発酵槽にクーラーを入れたり、ブラジルまで赴き生産処理技術を学び、最高の選別機と言われるピニャレンセ社製の水路選別機を中米で初めて導入したりと最高のコーヒーを生み出す為に心血を注いでいます。また、彼の生産処理方法も独自の方法で行われ、非常にセンシティブな生産処理が行われています。
カサブランカ農園は、ディピルト村の1082〜1506mの山岳地域に位置します。谷間の内側に面したカサブランカ農園は、日当たりが良好ながらも谷間を抜ける風により、冷涼な気候条件が望め、糖を溜めた熟度の高いチェリーが収穫されます。
カサブランカ農園で生産するコーヒーは、SCAJテクニカルスタンダード委員会の生産処理別カッピングセミナーでも採用されているほど1つ1つの工程が管理され、定評があります。
ナチュラルプロセスについても、収穫時点での均一な熟度での丁寧な選別により、ジューシーでフローラルなナチュラルコーヒーが生産されています。