丹後ちりめん 源氏香 焦げ茶 反物

透け感のある格子の地紋に、源氏香の柄が配された丹後ちりめんの反物です。 源氏香の中には江戸小紋五役である鮫、角通し、大小霰の柄がそれぞれ散りばめられ、凝った意匠の小紋となっております。 単衣にも袷にも、また羽織やコートにも最適なお品ですので、お好みに合わせて仕立てて頂けます。 【源氏香】 香道の組香の一つで、25の中から5つ選び焚いた香を聞き分け、その組み合わせを縦横の線を用いた図で表すという遊び。その図が全部で52パターンあることから、源氏物語五十四帖の中の52帖の巻名が当てはめられた。 よって源氏香柄のお着物は、香りをイメージさせる、香りを装う、文学作品に思いを馳せるといったような趣があり古くから人気があります。 お色は焦げ茶色です。光の具合にもよりますが、写真5枚目が実際により近いお色味かと思います。