無双籠(二重編み籠)を編ませたら右に並ぶ者なしという八郎名人の籠はキレが違います。キリッと立ち上がり折り返す縁部分はさすがです。
うずら編み(輪弧編み)と呼ばれる編み方で仕上げた立ち上がり部分と、網代編みの底を組み合わせて作られた盛り篭です。シンプルで飽きのこない昔ながらの形を守り続ける職人の手仕事です。
煤竹(すす竹)は、古民家の囲炉裏の煙でいぶされた竹の事です。茶褐色の色目は燻されて自然についたもので、めったに手に入らない貴重な竹材です。
独特のセンスと色使いで編まれた竹篭は和室でも洋室でも活躍しそう。底面を支える力竹は、煤竹という煙でいぶされ色づいた貴重な竹。フルーツバスケットや菓子器としても大活躍しそうなおしゃれな竹製菓子鉢です。
八郎名人の参考情報↓
https://www.taketora.co.jp/c/takekago/01kitchen/sa00732