フジゲンのサイクロンタイプのモディファイ個体。
CNCY-10シリーズの、元々は別の個体だったネックとボディを組み合わせた1本です。
ボディパーツが変に交換されているなどマイナス要因ございますが、ボディ材は本家Fenderには存在しないアッシュとなっています!
音質はなかなかに良いです。
ネック裏にしっかりと振動が伝わり、輪郭がしっかりした中音域がブリブリ鳴る…といった感じ。
ミディアムスケール特有の少めなハイをアッシュボディのブライトさがカバーしてくれています。
控えめに言っても、今年販売されたFender Japanの新サイクロンと同等でしょう。
CNCY-10シリーズはフジゲンカスタムハウスにて受注生産されていたモデルの様で、販売価格は8.7〜15万円ほどかと思います。
ネックについて
ローズウッド指板。
とても状態良くパーツは全て純正。
フレットは凹凸がなく残り8〜9割ほど。
トラスロッドは両方向に余裕あり。
フレットにはフジゲンが誇るサークル・フレッティング・システムを採用。
ボディについて
トーンコントロールとスイッチは省かれ、コントロールはフロントとリアボリュームのみに変更。
2ボリュームにすることで、前後のピックアップをつまみのみで自在にブレンドできるという仕様。
ピックアップも変えられる感じで、見た感じFender系っぽいです。
ピックガードもサイズが違うものに変られており、表面上ザグリは覆えていますが、ビス穴には若干の寸足らずになっています。
シールド挿し口近くのビスはとまってないに等しく、シールドを抜く際にはピックガードを抑えて抜く必要あり。
ボディも雑にやすられており、マット調にしたかった様ですがもはや小傷だらけと表現する方が正しいです。
弦は張り変えて少し経ちますが、弦高・オクターブチューニング・ピックアップ高さ調整済み。
アームは無し。
ヒストリー製のギグバッグをおつけします。
以上、改造されてはいますがネックの状態とボディの材質は良い珍しいギター、ご検討いただけますと幸いです。
ネック:メイプルU-シェイプ
スケール:628mm
ナット幅:約42mm
フレット:22F Medium
チューナー:GOTOH SG381-07
ブリッジ:GOTOH GE102T
色:ビンテージホワイト
重量:3.6kg