カロン・セギュールのセカンドラベルは、マルキ・ド・カロン・セギュールですが、こちらのラ・シャペル・ド・カロンは前オーナー、マダム・ガスクトンが息子のために造ったもの。ボルドーファンの中で、”もう一つのセカンドラベル”として長年愛され続けています。
ラ・シャペル・ド・カロンは、ファーストラベルと同じ畑で育つ若樹のブドウを用いて造られ、生産量も本来のセカンドラベルが年間約135,000本に対して、こちらは約50,000本と非常に稀少なキュヴェです。ブドウ樹の仕立て方はギヨー・ドゥーブルを採用し、収量は38hl/ha。収穫はファーストラベル同様、手摘みで行います。
正統派ボルドーのスタイルを継承していながらも、親しみやすい味わいが特徴。カベルネ・ソーヴィニヨン主体のファーストラベルに対して、メルロの比率が高く、豊かな果実味が印象的な仕上がりです。