表千家に縁のある茶人、伊藤才叟の黒楽茶碗です。楽家を思わせる小ぶりで品のある黒楽茶碗となっています。箱書も素晴らしく七十七翁才叟作となっており、落款も押され思い入れのある作品かと思われます。ご興味ある方はぜひご検討の程よろしくお願いします。
直径9.5センチ、高さ8センチ
素人採寸のため多少の誤差はご容赦ください。
伊藤才叟(1886-1977)は、津島焼(愛知県津島市)を開いた陶工です。楽茶碗などを主に製作し、即中斎(表千家13代家元)との合作を多く作り、当時の茶人たちと交流の深かった陶工です。