モディファイバージョン フェンダーエスクワイヤー サーキット アッセンブリー

1PUのエスクワイヤー用のサーキットです。 通常エスクワイヤー用のサーキットは以下の配線となります。 フロント　ハイカット センター　通常のリア リア　トーン無しのトレブルサウンド センターのトーン有りの通常のリアとトーンカットのリアポジションは使えますが、フロントのハイカットはトーンを全開に絞ったようなサウンドになり単にモコモコとした音になります。 1PUで使える3ポジションサウンドは無いかと考えたのがこのサーキットです。 フロント 50Kトーン有り センター 500Kトーン有り リア 500Kトーン無し 内部に50kのミニポットを仕込んでいます。ポットの抵抗値は大きいと高域が出やすくなるので、あえて抵抗値の小さな50Kのポットと少し抵抗値の高めの500Kのポットをセレクターで切り替える事によって音質差を出し、擬似的なフロントポジションのようなサウンドを得る事が出来ます。 単なる抵抗では無くミニポットにしてあるので、調整が可能です。少し絞っておいてプリセットボリュームのようにも使えます。 フロントポジションではミニポットとトーンが動作するのでボリュームポットは動作しません。少し配線を変えると動作させる事も可能ですが、ミニポットとボリュームポットの両方が一緒に動作すると抵抗値が変わるのでまたサウンドが変わります。 パーツ OAK 3way ミニポット Alpha 50k Aカーブ ボリューム CTS 500K Aカーブ トーン CTS 250K Aカーブ バイパスコンデンサー オレンジドロップ716P 0.001uF 600V トーンコンデンサー サークルD 0.05uF30V ジャック スイッチクラフト 配線 フェンダー純正クロスワイヤー ボリュームを絞った時のハイ落ちを防ぐハイパスを入れています。 これによりボリュームを絞ってもテレらしいパリっとしたカッティング向きのサウンドとなります。 コンデンサーは1960年代のサークルDでビンテージフェンダーにも使われていたビンテージセラコンです。 セラコン特有の張りのあるサウンドですが音が細くならないのでテレ向きのコンデンサーです。 通常のシングルを想定していますが、500Kですので1ハムまたはパワーのあるシングルでもお使い頂けます。