ワインセラーにて保管しておりました。
ブラック・カラントや濃い色のベリーなどの濃い青い果実のアロマや、モカ、クローヴ、すみれの香りが漂います。
何層にも重なる、甘く、官能的な味わい。
重層的な骨格としなやかな酸の後味として、ベルベットのようなタンニン、チョコレート、深く焙煎したコーヒーのフレーヴァーが広がります。
2、3年後にはより複雑味を増し、10〜15年後にピークを迎えるラッド・ワイナリーのフラッグシップワインです。
ラッドについて
このワイナリーのオーナー、レスリー・ラッドはNapaに22,2ヘクタールの土地を取得し、「ラッド」を設立。
この場所はナパにおける最高レベルのカベルネ・ソーヴィニヨンと認められている同地区屈指のアペレーション、Oakville(オークヴィル)です。
赤く岩が重なるこの土地で全く新しい葡萄の樹が植えられ、およそ2000平方メートルの地下倉庫のある石造りのワイン生産所を作りました。
見事な絵画のように美しいこのラッドは、ダラ・ヴァレ、Plumpjack、Harlan Estateのボンド、セント・エデン・ヴィンヤード、Screaming Eagle、フェルペス・バッカス等のカルトワインの超有名な畑に囲まれています。
このレスリーはカンザスにあるウィチタが故郷です。
この地における最大のワイン&スピリッツの卸売であるスタンダード・ビバレージ・コーポレーションの経営に加え、高級食品の世界でも地位を構築し、キッチン器具、スペシャリティ食品、カリフォルニアワインを扱う一大高級ショップのディーン&デルーカの会長としても有名です。
ここ最近では、Californiawineの古酒を多く扱うステーキハウス「PRESS」の経営や、アメリカ初のスーパーとしても有名なオークヴィル・グローサリーの買収など、ワインだけでなく、人間の食文化を豊かにする新しいLifestyleの発信源となるビジネスを展開しています。
このラッドの貴重な資源であるオークヴィルの葡萄を最大限に活用するために、Davie Abreuが醸造責任者を担当しています。
最近では、Opus oneやPlumpjackでも担当したFrederick Ammonsがワインメーカーとして、マスター・ソムリエのDrew Hendricksがヴァイス・プレジデントとしてラッドに入りました。