商品状態:新品・未使用
商品サイズ:長さ約13.7cm(30~40分程度持続用)
商品の色:緑系
数量:120本程度
製造元:松栄堂
醍醐寺のお線香、「薬師如来香」です。新品のため、安心してご使用いただけます。
ご先祖様への供養や、日々のリフレッシュにいかがでしょうか。
よろしくお願いいたします。
醍醐寺
平安時代の初期、聖宝理源大師は、自刻の准胝・如意輪両観世音菩薩を開眼供養し、上醍醐に薬師堂を建立、薬師三尊を奉安、鎮護国家のために五大堂を建て、五大明王を奉られました。
醍醐寺縁起は醍醐寺開創について、『ある日、聖宝が深草の貞観寺から東のほうをご覧になると、五色の雲がたなびいているのが見え、その五色の雲に誘われ山に登り山頂に着いたときに谷間をご覧になると、一人の老人が湧き出る水を飲んで、「甘露。甘露。ああ醍醐味なるかな」と言っていました。聖宝は老人にこの地に寺院建立をしたいと声をかけると、老人は、「ここは、諸仏・諸菩薩の雲集する地で、私は地主で横尾大明神である。この地を差し上げ、長く守護してあげる」とおっしゃられ、姿を消されました。』と伝えています。この水は醍醐水と呼ばれ、現在も湧き続けています。
さらに下醍醐に釈迦堂を建立し、一山の尊容が整いました。以降、桃山時代には秀吉の帰依のもと「醍醐の花見」をもって一山を中興、江戸時代は修験道(山伏)3千名を伴い二度にわたる大峯山入峰をなし修験道興隆を計る等々、歴代磧徳を迎え寺は護られて来ました。平成6年12月には「世界文化遺産」に登録されました。
薬師如来
薬師如来には、瑠璃光(るりこう)如来・医王如来の別名があります。薬師や医王の名のとおり、病を治癒する徳を表す仏で、古来、大衆から歓迎されてきた仏です。
東方の浄瑠璃光(じょうるりこう)世界の浄土の教主である薬師如来は、人々の救済のため十二の大誓願をたてていますが、その中で第七として「いかなる薬もその効がなく、いかなる医者も治癒のてだてのない病といえども、薬師如来の名を聞いたときには、必ずその病を悉除せしめるであろう」という誓願があります。薬師如来の誓願にはいずれもが死後の世のことではなく、この世に生(せい)を受けて生きている人々を護り、病などの苦しみから救済するという特徴があります。