こちらは6丁セットの商品です。
岡恒No.201
植木鋏
210mm
新品未使用品
この鋏の先端は、小枝の隙間に刃が入り易いように、細くつくられております。そのため、横からの力が加わりますと刃先が左右に曲がります。
右側に「ひねって」使いますと、刃と刃がそれぞれ内側に曲がって交差し、刃どうしが強く接触しますので、刃こぼれが生じたり、咬み合ってしまいます。
「ひねって」使ったり、また無理な使い方をしないでください。
1.お手入れ
液をとり、油を塗り錆びを防いでください。
合わせの部分(摩擦面)とボルト、バネ穴に注油してください。
潤滑油は、摩耗とガタつきを防ぎます。
2.ネジの調整
ナットと受け刃のネジ穴、ボルトの外ネジにより、ダブル・ナット方式で、受刃とボルトを固定しています。
調整には、バイス(万力)やメガネレンチなどの専用道具と、微妙な「コツ」が必要です。
ご家庭では分解しないでください。
3.研ぎ方
ハンディタイプの砥石で、切刃の表面のはまぐり状の刃の刃先部分を、二段に研いでください。
刃が付いたら、次に対のからの返し研ぎ(面取り)を行ってください。
切刃と受刃の咬み合いによる、切刃の刃こぼれを防ぐためです。
切刃と受刃の裏面は、凹面になっています。
裏面に砥石を当てて研いだ場合には、凹面が失われ、凸面になり、刃と刃が接触せず、切れなくなります。
切の裏面は面取りのみ行ってください。