淡いピンクの紫陽花を愉しむように舞う黒アゲハ。とても美しい図案と緻密な日本刺繍に惚れ惚れするアンティークの夏の半衿です。
おそらく大正から昭和初期のお品。
香色の絽縮緬地に、やや高い位置で黒アゲハが刺されているところを見ると
ご令嬢に誂えた逸品かと思います。
香色(こういろ)とは、灰みの明るい黄赤色のことで、色名は貴族趣味的な呼び名です。丁子や香料の煮汁で染めた色で、色相が広いです。平安時代は色の濃淡で、淡香(うすきこう)、中香(なかのこう)、濃香(こきこう)と呼び分けていました。また非常に高価なものとされ、源氏物語にも夕霧が香色をあらたまった訪問に装う場面がでてきます。
ほとんど使用感なく、きれいなお品。
夏の半衿で、このようにきれいな状態のものは少なく、かつ、個性的な図案のものも少ないのではないかと思います。
合わせた黒アゲハチョウの帯留めは別出品しております。
#130724obidome
【素材】正絹
【condition】
きれいな状態です。左裾に赤い小さな汚れがありますが、隠れる部分です。
お気軽にお問い合わせください。
#220624haneri
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