あのね、サンタの国ではね… サンタクロースの1年のくらし
著作者:黒井健/絵 嘉納純子/文
出版者名:偕成社
出版年月:199012
商品形態:1冊 22×28cm
価格:1320円
読者対象:幼児 小学1年生2年生
おはなし
サンタの国ではたくさんのサンタが暮しています。中でも、一番大きくて、立派なひげをはやしているのが「グランサンタ」です。グランサンタたちはどのように1年を過ごしているんでしょう・・・?
グランサンタの家に集まって、新年のご挨拶をするのは1月。
2月は、子どもたちから届いたお礼の手紙を読んでいます。
トナカイたちが、空を飛んだりそりを引く練習をする「となかい学校」の入学式は4月。
5月にはサンタたちの体力測定。世界中を回るには、やっぱり体が丈夫でないとね。
サンタの国の短い夏を海で楽しむのは8月。
9月からはいよいよクリスマスに向けての準備が本格化し・・・。
12月・・・クリスマス・イブの夜、いよいよ世界中の子どもたちへプレゼントを届けに出発です!
みどころ
「サンタクロースって、クリスマスの時以外は何をしてるんだろう?」
「サンタクロースの1年のくらし」というサブタイトルのとおり、サンタの国の1年間が1月から12月まで、月ごとに描かれています。サンタの国では畑でおもちゃの実がなることや、トナカイ学校があること、とても大切な「サンタ会議」があることなど、私たち大人も知らないことがあるんですよ。
クリスマス・イブにプレゼントを届けるため、サンタさんやトナカイたちが1年を通して準備してくれている様子を、ぜひ、子どもたちと一緒にゆっくりページをめくってみて下さいね。
クリスマスシーズン以外でも充分楽しめる、おすすめの1冊です。